四季運算命学 |有山茜

算命学の教室で3年学んだが、プロの鑑定士として自立できない、という人のための通信講座。質問は自由で、月謝は無料。 とくに、鑑定士になりたい人のための実践法と、鑑定のテクニックをアドバイスします。

お問い合わせ
ariyama-akane@r9.dion.ne.jp

第10回 働き方改革から学ぶことは②

ariyama adovice

新型コロナコロナウイルスの感染拡大の中で、多くの人が在宅勤務やテレワークといった、これまでにない働き方を強いられることになっています。この新しい働き方は、これからどう定着していくのか、これを機に社会が大きく変化していくことでしょう。 

これまでの働き方は、就業経験が無い新卒者を重視してまとめて雇い、ジョブローテーションによって幅広い職種を体験させ、終身雇用を前提に養成するのに適した仕組みで「会社に就職する」=「就社」のイメージでした。いわゆる「メンバーシップ型」雇用。 

メリットとしては、終身雇用を前提としているため雇用は安定します。デメリットとしては、会社の都合によって引っ越しを伴う勤務地の変更・配置転換といったものを受け入れる必要がありました。 

一方、「ジョブ型」雇用とは、「人に対して仕事を割り当てる」のではなく、「仕事に対して人を割り当てる」雇用形態となります。日本でも取り入れている企業が増えていますが、どちらかといえば海外企業が主流の雇用形態となります。「職務記述書(ジョブディスクリプション)」には、職務・勤務地・労働時間・報酬などを明確に定めて会社と雇用契約を締結します。社員の年齢や勤続年数は関係なく、その人自身の実力・スキル・成果が重要視されます。「職に就く」=「就職」のイメージです。 

メリットとしては、自分の能力を活かして経験やスキルで報酬を決めることができることと、仕事に必要な能力を持った人材を必要なタイミングで募集するため、欠員が出た際に最適な人材を確保しやすいことです。 デメリットとしては、企業の方針転換や経済状況が変化した際に契約終了になる可能性が高いこと、自律的にスキルアップができなければキャリアアップが難しいこと、新卒者は経験がほとんど無いため仕事を得にくいこと、といったことがあげられます。 

「ジョブ型」雇用が定着していくことによって、「キャリア形成」「複数社での勤務」「テレワーク」といった働き方がより加速していくことでしょう。そうなると、自分のキャリアに応じて転職することが主流になっていきます。 

これは、一人一人が自身のキャリアをどう形成していきたいのかを主体的に考えるのが当たり前になります。良くも悪くも企業がお膳立てするのではなく、キャリアは自分自身の努力で築き上げていくものとなっていきます。 終身雇用が崩壊すると1社に「しがみつく」必要がなくなります。複数の企業で勤務する=副業を行う人が増えてきます。さらに「ジョブ型」雇用の傾向が加速することになるでしょう。成果ベースで働くことができる「ジョブ型」雇用と相性のよいテレワーク制度が定着すると場所や時間にとらわれない柔軟な働き方ができます。 

「ジョブ型」雇用では、実際に「どのような成果」を出したのかによって評価が決まります。そして結果(成果)が報酬に反映される仕組みになります。

アドバイス 

これからの若者は、新卒一括採用から中途採用および通年採用がメインになるでしょう。採用にあたっては、スキルの専門性や、どういった成果を出したのかをチェックされる時代がやってきます。また、新卒者の一括採用からエントリー(初級)レベルのポジションへ応募するか、インターンシップなどによって職業経験を積んでから就職することが一般的になってくるでしょう。これからは、一人一人が社会に役立つ人間かどうかが試される時代になるのかもしれません。

算命学カウンセラー 有山 茜 

copyright(c)有山茜2020

Topへ